EMC(個人山行)  ぼんてん山   2020年5月30日              S.NARITA撮影












 




EMC山行報告     ぼんてん山(六ヶ所村 468m)       
 (提出 H.SHIBUKAWA)

山行日   2020年5月30日(土)  晴
目 的   山に親しみ、山の恵みに感謝する。
日 程   合浦公園正面駐車場 6:15出発→8:30登山口→11:00ぼんてん山山頂・昼食11:30→13:30登山口→15:45合浦公園正面駐車場 解散
参加者   CL S.NARITA  SL M.OKAWA  SL H.MURAKAMI    他10名    (計13名)

「楽しかった ぼんてん山」

 久しぶりのEMCに朝早くから目が覚める。日の出前、東の空が赤く染まり、今日の山行に期待大。いつの日かモルゲンロートも見てみたい。
 新型コロナウイルス対策のため、確りとマスクをし、車の窓を開け、レッツゴー!ルンルン! 十府ヶ浦海水浴場からは、釜臥山頂上のレーダーが白く光っている。
 ぼんてん山登山道入口には既に数台の先客あり、山菜採りのライバルか。
 案内板より広い牧草地へ、気持ちいい〜。あれがぼんてん山だろうか? 赤い旗のひらめくポールに向かって進むとネット上で見ていたが、風雪にさらされた旗はダメージを受けたり、倒れているのもある。
 歩き始めてすぐ、タラの芽・ワラビ、採るしかないっしょ(笑)
 牧草の丈が膝上から肘あたりまでも伸びている中を進む。この日は風も強く吹いている。
 ざわわ、 ざわわ、 ざわわ、森山良子さんの「さとうきび畑」
 ・・・見渡すかぎりに 緑の波がうねる 夏の陽ざしの中で・・・ まさしくその光景
 この先、大きな鐘を取り付けた案内板より、ブナの樹林帯へ。
 木漏れ日が降り注ぎ、道端にはツバメオモト・ツクバネソウ・コケイラン・ササバギンランにギンラン(違いを教えてもらう)・マイヅルソウ・アマドコロ・ニョイスミレ・ジンヨウイチヤクソウ等々、花が終わったものから咲きそうなものまでいっぱい、何度もシャッターを押す。
 登山道には、ポイントポイントに表示板や熊よけの黄色缶(プーさんの似顔絵つきも)が吊るされ、ガンガン叩けと。
 ラッセラー、ラッセラー、ねぶた囃子も聞こえます。(笑)
 急登で足取りも重くなる中、前ぼんてん展望所に着く。
 わぉ〜!眼下には太平洋・小川原湖?・風力発電のプロペラ・核燃料サイクル施設や石油備蓄基地のタンクが立ち並ぶ。
 遠くには階上岳・名久井岳?・八甲田の峰々に岩木山まで。うっすら岩手山も見えるとか(私の目にはちょっと)。
 いつまでもいつまでも見ていても飽きの来ない絶景が広がっていた。
 あとひと踏ん張り!
 樹齢400年のブナの巨木に感動しながら歩を進め急に開けると、そこはぼんてん山山頂であつた。目の前には吹越烏帽子岳がドーンと迫りくる、近っ!
 そして二つの三角点が、一つは三等三角点「棚沢」、もう一つは上面にバッテン印の御料局三角点、ここは皇室の土地って事?恐れ多くも足を踏み入れていた。
 さて雲一つ無い青空のもと、ベンチのある山頂広場で太平洋を眺めながらランチランチ。
 山ごはんは美味しいなぁ〜、いただいたおやつも完食、満腹満腹。
 Nさんの美味しい天ぷらにありつけなかったのは残念だったけど、来年また食べれたらなぁ。
 下山はのんびり、ゆっくり、慎重に。
 牧草地でまた山菜採りに精を出し、ワラビでしょ、フキでしょ、サンショにアザミ、そしてそして解散時にウドのお土産付きぃ〜!
 やっぱ、EMCは楽しいなぁ〜。