県連遭対訓練 2020年5月31日 S.NARITA撮影
夏季遭難対策講習会参加報告
日時 5月31日(日) 9:00〜
場所 田代平駐車場
講師 県連盟・清野嘉樹会長
参加者 青森7名 弘前9名 八戸2名 FHC1名 計19名
テーマ [ココヘリ]
ココヘリとは
山岳遭難した際に、会員証(ID付発信機)を探知する捜索ヘリを出動することにより、遭難者を早期発見する「会員制捜索ヘリサービス」(入会金・年会費支払い必要)このサービスの会員に無線機器「ヒトココ」の子機が貸し出される。ヒトココは親機が子機の発する電波をキャッチして、離れた場所にある子機の位置を探し出すという無線機。子機は大きさ60×40×12mm、重さ20gと小型軽量、山に携帯しても邪魔にならない。遭難者の居場所を素早く正確に把握(ココヘリサービスはここまで)、救援組織(警察等)へと引き継ぐ。ココヘリを使って遭難者を素早く正確に把握できれば、捜索費用の軽減に繋がる。
講師より仕組みの説明を受けた後、親子と子機を使って地上での捜索にトライした。(悪天によりヘリが飛ばない場合、地上からの捜索にも使用できる)ココヘリは捜索サービスであり、救助はべつの機関(警察等)が行う。青森県警はココヘリを推奨しているので、より迅速な救助が期待できると思われる。