高森山(登山教室) 2020年9月22日 M.MATSUSHITA撮影
登山教室山行報告
山行目的:歩き方、コンパス・地図の使い方を学ぶ
山 行 日:9月22日(月・秋分の日)快晴
ル ー ト:浅虫温泉駅前駐車場集合→テニスコート(浅虫森林公園)登山口→高森山山頂→テニスコート登山口
参 加 者:CL:S.NARITA SL:M.NARITA SL:M.MATSUSHTA=写真・記録 他会員3名
コースタイム:浅虫温泉駅前駐車場集合8:30(車両移動)→テニスコート駐車場出発9:00→陸奥湾展望所9:20→高森山登山口・東屋9:40→高森山分岐点10:40→高森山山頂11:10(昼食休憩)11:40→高森山登山口・東屋12:45(休憩)13:00→テニスコート駐車場
山行記録
待ちに待った登山教室。春はコロナ禍で中止。再設定した9月13日は悪天候のため延期。そんな憂さを吹き飛ばすように浅虫温泉駅前の駐車場には快晴の青空が広がった。
とはいえ、さすがに4連休最後の日。主役の一般参加者は当初から半減し、男女7名。道の駅駐車場から森林公園へ移動し、
CL S.NARITAがコンパスの使い方を説明すると、会員も加わって地図にコンパスを合わせて実地の勉強。みんなで準備体操し、からだを ほぐして歩き出した。
「足裏全体をしっかり地面に」「呼吸は左右に歩を進めたらハッと一つ」「歩き始めのワンピッチはハアハアと息を切らさないように。後でバテますよ」。会員もあらためて登山のABCをかみしめた。
登山靴がなじんだころ、陸奥湾展望所に到着。鏡のようにキラキラ光る湾内には平舘沖まで釣り船がびっしり。太公望の目当ては大物のタイらしい。眼下の浅虫バイパスに目を移すと、かつて家族連れでにぎわったキディランドが姿を消し、人影の消えた、さら地が広がる。好天の秋分の日に明と暗を見た思いになった。
クリやブナ、マツなどの混交林を縫う登山道を進み、ホタル湖に向かう道と分かれる高森山分岐を過ぎるといよいよ急坂。“胸突き八丁”だが、今回の一般参加者は健脚ぞろい。聞くと東北、北海道の山行を続けている女性も。その中の一人にはCL S.NARITAが先頭になって良いよ、と声を掛ける一幕も。11時過ぎには小さな祠(ほこら)が鎮座する山頂に無事到着。林に囲まれ眺望は楽しめないが、昼食休憩。
「千手ブナ」を見ながら下山を急ぐと単独行のシニア何人かとすれ違う。八十代半ばという方も。下山後は管理棟でミーティング。
CL S.NARITAが「予定より登りは35分、下りは25分早く、優秀なパーティーでした。来年以降も登山教室を続けたい」とあいさつ。一般参加者からは「コンパスと地図の見方をもっと勉強したい」「初めての山ではなかったが新鮮で楽しかった」「コロナのため今年は登山を諦めていたので嬉しかった」「次回も参加したい」などと感想を披露し、満足した山行を振り返った。