県連冬山講習会 2020年12月20日 Y.NARA撮影
県連冬山講習会報告
2020年12月25日 (提出者 Y.NARA)
日時 2020年12月20日(日) 9:00〜11:30
場所 酸ヶ湯公共駐車場付近
講師 清野嘉樹氏(弘前労山)
テーマ 冬山登山一般(装備・ビバーク用穴掘り体験・ココヘリ活用)
参加者 青森労山6名
講習会概要
まず駐車場の端の方で、講師より冬山登山の一般的な装備についての簡単な説明。
ツエルト:緊急避難時に夏場よりさらに重要(夏も冬もいつもザックに)
ダウンの上下:保温性が高く、ツエルト(簡易な軽量テント)の中で着用
手袋:未脱脂毛糸で編まれたものは濡れても冷たく感じない、その上に防水性の高い物を重ねる。
その他:携帯スコップ・暖かい飲料、雪崩対策として、ビーコン・ゾンデ棒
その後駐車場上部に移動して、ビバーク用雪洞掘り体験
ビバークとは:登山中、緊急避難的に野外で一夜をすごすこと。野宿。露営。
ビバークの決定:行動しやすいよう、早めに行う。
適した場所:危険で無い所、風の無い所。アオモリトドマツの下は枝の雪が落ちてこない。
注意点:雪や風が吹き込まないように、入口は狭くし、ザックやスノーシュー、時にはツエルトで塞ぐ。
ザックの中身を出してその上に座ったりも。
雪洞が掘れない時はツエルトを頭からかぶり、尻に敷いて風に飛ばされないようにする。
講師のモデル雪洞掘り実演の後、各自自分の穴を掘り、できたら相互にお宅訪問。確かに外より穴の中の方が暖かい。
Nさんのは入口狭く、奥深く、さすがです。
掘った穴はそのままにしておくと危険なので、せっかく作ったのに残念だが埋め戻した。
駐車場へ戻り、ココヘリが雪の下でも有効なことを確認。悪天につき予定より早めに終了。