梵珠山横断(訓練)     2022年10月8日(土)               E.ICHINOHE撮影















訓練 「梵珠山域横断」                          20221011日提出(提出者:T.MITSUI)

山名:梵珠山

山行目的:古の信仰の道を辿り、往時を偲ぶ

山行日2022108日(土)霧雨のち晴れ

参加者CL Y.NARASL K.KUDOSL S.OSATO   他19名    (計22名)

山行記録 「タイム05:29(休憩60)」「距離8.5㎞」「上り543m、下り480m」(YAMAP行動データより)

中央市民センター ⇒ 野木和公園 ⇒ 梵珠山少年自然の家。空模様を気にしながらマイクロバスで移動。08:00自然の家(100m)出発。朝露の中、ミズナラ、カシワ、コナラなど樹木の表記を見ながら進む。進行方向左に岩木山、眼下に広がる黄金色の水田が輝く。右には霧雲がかかる高い山。馬ノ神山(549m)だそうだ。機会があったら登ってみたいものだ。

08:10又白山三角点(142m)。ここにかつてスキー場があったそうな。そういえば砥取山にもスキー場があったことを思い出した。さすが青森ですね。

08:20天気も回復し衣服調整。この先、梵珠大滝までアップダウンを繰り返しながらの緩い登り。途中紫の実をつけたムラサキシキブが見られた。

08:40左分岐(140m)。コンパスで確認。随所に猫顔型の青い道標があり迷うことはない。

09:00アカマツの林が続く。トチバニンジンやガマズミがちらほらと。覚えられないけど…。

09:30(230m)林道から登山道へ入ると少し視界が広がり十三湖方面の水田地帯を望むことができる。しばらくして「入山禁止」の看板。松茸栽培地とのこと。金木営林署と書いてあるけどいつの看板?

09:45(180m)右側から沢らしき音が聞こえてくる。地図で確認したら前田野目川の上流になっていた。そして十川、五所川原大橋で岩木川と合流、十三湖へと続く。右下に車道が、駐車場も。松倉神社への登山道入り口近くまで車でも来ることができるようだ。

09:56松倉神社の登山道入口の分岐を大滝へ。ちょっとしたやぶこぎを過ぎると、「胎内潜り石」の看板。過ぎて「うわ~アケビ!」の叫び声、あっという間になくなりました。唖然。早いし、こわい。沢を渡り、梵珠大滝へ。

10:12大滝到着(199m)。笑顔で集合写真。昨日の雨でいつもより水量が多いそうだ。予想以上の迫力でイオン、イオンしていました。しばし休憩。〈YOSHIKO.T〉さんがその辺の葉っぱをちぎってモグモグ。何ですか?と聞いたら「ひねりも何もない、そのままのミズのコブ。」?????あとで〈ETSUKO.I〉さんから完成品をいただきました。酒がススミます。

10:40松倉神社登山道入口にもどり、鳥居をくぐって登山開始。ちょっとした急登だが整備されている。お釈迦様の伝説などもある山のようで、三十三の観音様の石像が神社まで並んでいる。信心深い人は一つ一つ丁寧に手を合わせていました。願いが叶うといいですね。

あと少しと思ったら、ほとんどの人が森の中へ消えた…。サモダシ。声も聞こえなくなり、探し歩く足音のみ。そうか、これを願って拝んでいたのか。納得。私も少しメッケ。おいしかったです。もちろん「キノコの神様」に食べられますか?と確認してもらいました。

11:00神社(315m)で昼食。奥之院では岩木山から十三湖までの津軽平野が一望、小泊の権現崎も見える素晴らしい眺め。来て良かったと思う瞬間だ。観音堂はちょっと不思議な空間でした。

11:42出発。笹山分岐(440m)を経て、12:20梵珠山山頂(468m)。集合写真。陸奥湾を囲むように釜臥山、高森山、東岳がきれいに。皆さん生えているサルナシを食す。触感はキウイだった。あとは下るのみ。途中トクサがあった。私は奥入瀬でしか見たことがない。

13:25無事下山(150m)13:40第二駐車場。が、バスいない。携帯つながらず。〈KIYOTAKA.K〉さんが第一駐車場へ戻る。待っている間にまた森の中に消える人たち。すばらしい根性。ただでは転ばない。

無事にバスに乗り、帰宅。自分にとっては新たなコースと景色。初めてのサモダシ。大満足でした。