東岳(定例)         2023年3月12日(日)           E.ICHINOHE撮影
















定例山行報告書                        2023313日(提出者 M.MIKAMI)

山名 東岳(683.9m、青森県青森市)

山行目的 早春の山を楽しむ

山行日 令和5年3月12日(日)

ルート 新青森県総合運動公園 (補助競技場駐車場29m⇔東岳山頂683.9m)

参加者 CL:M.OKAWA SL:S.NARITA・N.YOKOTA   他20名 (計23名)

コースタイム

     新青森県総合運動公園駐車場8:16(登山開始)→休憩8:458:50→休憩9:209:25→登山口通過9:32→休憩9:509:55→見晴台10:2510:35→沢10:55→標高558m地点11:4011:53→お昼休憩(標高549m地点)12:0012:35→見晴台13:1013:20→休憩13:4513:50→登山口通過13:53→別ルート分岐14:20→まんさくの花14:40→駐車場15:05

山行記

 ここ数日春らしい陽気が続き、真っ白だった東岳も日に日に雪が少なくなり、山行当日も早春の芽吹きに期待が膨らむ。しかし今回は駐車場から登山口迄の往復5㎞が加わるという事で、ワカン、スノーシューを付けて覚悟してスタートする。

 登山口まではM.OKAWA CLが先頭となり緩やかな上りを進む、普段は草木で気が付かなかったが、振り返ると、もはやその時点で陸奥湾が綺麗に見渡せ、雪解けの川の流れも春を感じた。途中衣服の調整や水分補給の休憩を取りながら登山口を通過する。

 ここからは、S.NARITA SLが先頭になり見晴台を目指す。上りに差し掛かった時、5人グループで交互に先頭をしながら進むよう指示があり、踏み跡が無い道を先頭で進む。ピンクのテープを頼りに進むが、狭いところは雪が崩れるかとビビる。トレースがないと進む方向にも迷う、またあってもその通りに行くのも危険、雪道の難しさを初めて体感する。
 途中、M.OKAWA CLから反対方向からが行き易いという意見があり、二手に分かれ見晴台に到着する。

 暫し景色を楽しんだ後、沢へと向かう。夏道でもかなりの急坂であるため、S.NARITA SLとKUDOさんが安全に下りれるか、別々にコースを探る。   S.NARITA SLの踏み後を皆慎重に下り、無事沢へと到着する。頂上まであと800m地点から一気に急登が始まり、所々雪が解けて危険な箇所を通過したあとは、来週に備えて白神岳へ挑戦する女性チームが交互に先頭となり頂上を目指す。雪が解けてずり落ちそうな急登をジグザグに進む姿に頼もしさを感じる。標高558m付近、東岳展望所まであと400mというところで、安全に登れるルートをS.NARITAN.YOKOTASLをはじめ男性陣で探るが、緩く崩れそうな雪で下りが危険である為、撤退の判断をし、下山を開始する。

 標高549m付近の平な部分で昼休憩を取り、空ききったお腹を満たす。昼食後は更に緩んだ雪に注意をはらいながら慎重に下り、見晴台にて少しだけ芽吹いた猫柳を楽しみ、記念撮影をする。

その後は一気に下山する。登山口辺りから駐車場までは流石に長く感じたが、途中、S.NARITA SLの配慮で別ルートを散策し、黄色いまんさくの花に誘われるように新総合運動公園に到着する。傾きかけた太陽に照らされた黄色い春に癒されて、あと一歩頑張る。

駐車場にてM.OKAWA CL、S.NARITAN.YOKOTA SLから感想を頂き解散式を終える。

今回は暖かな春の陽気の中ではありましたが、厳冬期とも違う雪解け時期の登山の難しさを体験する事ができました。馴染み深い東岳ではありますが、初めてこの季節に訪れる事ができ、春の風を感じ、美しい市内を見渡し、単独では経験できなった事を思うと改めて労山の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

リーダーのM.OKAWA大川さんをはじめ、皆さま楽しい山行を有難うございました。