白神岳(訓練)       2023年3月17日(金)~19日(日)        H.HIRAKAWA撮影
















訓練【白神岳・向白神岳】           2023年4月3日       提出者 K.ASADA

山行日時:2023年3月17日~19日(3日間)

山  名;白神岳 向白神岳

目  的:アイゼン歩行の春山を楽しむ

ル ー ト:蟶山コース

参 加 者CL:N.YOKOGAKI SL:R.MUNAKATA   他8名  (計10名)

コースタイム

17日 青森IC14:00(津軽道経由) やまの民宿しちのへ17:00 夕食18:00

18日 朝食5:00 出発6:30 登山口6:50 林道入口7:40 蟶山12:50 白神岳山頂小屋15:30

19日 向白神岳へ出発4:30 小屋下山11:45 下山開始12:30 白神岳登山口到着15:00

 青森IC20:50

山行記録

青森インターに集合して3台の車で出発 天気予報では18日・19日の両日晴れ。風も弱く絶好の登山日和!民宿しちのへ到着前に不老不死温泉に案内して貰い湯に浸かり民宿に入る。仕出し弁当と皆さんからの差し入れで夕食&宴会!

民宿主、七戸さんからの山の情報、雪状況など情報を頂き白神岳に心馳せる。

18日 いよいよ白神岳に向け準備、出発となる。3台の車に乗せてもらい白神岳登山口駅の側に駐車(通常なら林道手前の登山口まで車で行けるのだが2022年の大雨で土砂崩れがあり車は手前の駅前まで)20分ほど歩いて林道口へ、途中数か所アスファルトが崩れ落ち、木の根が天井を向くなど当時の爪痕が残る。

日差しは暖かく、気持ちよく進む1時間半進み残雪と急斜面を考えアイゼンをつけ前進、雪が切れてツボ足になるもすぐに斜面に雪、その後は山頂までアイゼンを着用。

 急斜面の登りを経て12時少し前に昼食をとる。以後夏道を避け迂回し蟶山に向かい山頂へ、標高1000mを過ぎるとガリガリの急登、眼前に小屋が見えてくる。右に日本海さらに右手には舮作崎(へなしざき)無雪期には考えられない開けた大地があった!進むにつれて東に鴇色の雲が筋になって流れ西側には黒群青に真っ白な雪をまとった向白神、その向こうに言葉に尽くせない美しい津軽富士、何という光景だろう!

白神岳の小屋には3階の窓から入ることとなるが、入口の雪切りをして窓開けをしてもらい入室、漸く一息つくこととなる。

外からきれいな雪を運び鍋に入れお湯の準備、それぞれが持ち込んだ夕食をセットし楽しい夕食&宴会が始まった。明朝向白神にトライするのは4
 4時半の出発なので早目の就寝。

19日 4時半向白神に出発

向白神からは昼過ぎになるかもと思っていたが健脚ぶりを発揮して案外早い帰還。

昼食を済ませ予定より早めの下山開始。朝方少し風と雲があり心配したがすっかり晴れいい天気となる。

下山は蟶山付近から夏道を抜け少々早めに進む事が出来たが、この道も中々の急斜面である。残雪と土を交互に踏み地図を確かめながら歩く。目を凝らすと右に左にと黄色のフクジュソウが春を告げている。なんだかウレシクなってしまうね~。

少し重い脚を元気づけ登山口にたどり着く。全体に時間は押していたが無事全員下山して記念写真に納まる。登りは急登のため休憩の回数が多く時間がかかったが、天候そして仲間に恵まれ思い出いっぱいの山となった。出来るものならあの白神岳山頂からの絶景にまた遭いたい!(他県からの登山者も見受けられ白神岳の人気がうかがえるがいずれも健脚!)

〈記録報告〉向白神岳(白神山地 最高峰 標高1,250)

                                                                                   20233月提出 I.KIKUCHI

期  日2023319()430分~1200

場  所:向白神岳 

リーダーN.YOKOGAKI  他3名  (計4名

記録

330 起床

430 向白神岳目指し、山小屋スタート。YOKOTA会長、ベッドライトの光でお見送りに感謝!その後ルートの間違いに気づく。

    反省:スタート時の「地図・コンパス」を確認せず。「あの方向だ!」の一言で45度違う尾根を歩く。
     約30分で気づき山小屋(スタート地点)に戻る。

540分頃 夜が明けてきた。朝焼けはこの地に立たないと見れない感動の瞬間でした。

     リーダーからの一言「急登、急斜面に痩せ尾根」が連続するから「アイゼンとピッケル」をしっかり活用すること。

7時頃    急登、急斜面、一座目を無事通過したところで何か安心感が、二座目の急登から急斜面にアイゼンを踏んだ瞬間叫び声!!
       Hさんが滑落も停止。

     三座目の急登途中、一人の下山者(女性)と会う。向白神岳山頂までの時間を聞く。あと一座、1時間30分かなぁ。

     リーダーから世界自然遺産の核心部の説明があり、この「目・肌・風・空気」で感じ取ることができ、心身ともに豊かな癒しを得ることが      できた。

810    ここが山頂!?もう一座の向こうが山頂か!?ヤマレコで確認。

     バンザーイ….山頂だぁ!!(810)、標高1,250m4人でバンザイ….良くやった、よく頑張った。

      山頂に標識がない。向こうの山頂は三角点1,243mである。430分スタート。ルートの間違いで40分のロス時間あり。
      登山スタートは510分で山頂到着は810(3時間)

830  記念写真を撮り、喜びのなか下山した。

12時    山小屋には12時に着く。「早い、良かった、感動」で記念写真を撮る。

      ありがとう!N.YOKOGAKリーダー そして、同行者に感謝!               以上