男助山(定例)        2023年4月23日(日)            T.KIMURA撮影
















【定例】男助山山行報告                    2023年4月24日提出 (提出者 M.MATSUSHITA)

山 名:男助山(758㍍、岩手県雫石町)

山行目的:春山の山野草を楽しもう

山行日:2023年4月23日(日)晴れ時々曇り

参加者:K.KUDO(CL)、M.TOYOSHIMA(SL)、Y.NARA(SL)   他17名   (計20名)

ルート:中央市民センター550青森インター6:25⇒(東北道)岩手山SA8:00(盛岡インター)ケッパレランド9:009:20(北コース)第一登山口10:00→鶯宿温泉ルートとの分岐点10:50→展望地11:00→男助山山頂11:10(昼食休憩)11:55→第一登山口12:45→ケッパレランド13:2013:40→岩手山SA14:25→青森インター16:20→中央市民センター16:50

山行記

男助に女助山。奇妙な山名は大昔、洪水に襲われた男女を救ったという伝説が由来とか。標高約230㍍のケッパレランド(雫石町営クロスカントリー場)は夏季シーズンに向けて模様替え中。登山届けを出し、「雪解けがものすごく早かった」(職員)と言う眼前の男助山へ出発した。

ピンチヒッターでCLを務めるK.KUDOさんが「花の山」と話すようにスミレ類、キクザキイチゲ、シラネアオイ、ヒトリシズカ、ニリンソウ、エンゴサク、シュンラン、ツバメオモト、タムシバ、オオカメノキ、オオヤマザクラ。名物のイワウチワは花が終わっていたが、4月例会でM.NARITAさん(山行計画者)が紹介した山野草や樹々が次々に登場する。カメラを構えて接写の連続。花好きには目が離せない。

ゼンマイ、コシアブラ、ハリギリ、花ワサビ、タニウツギ花芽。山菜好きの方の手持ち袋は見る間に膨らんでいく。さすが里山だ。計画当初は鶯宿温泉側から山頂を目指し、ケッパレランドに下りる周回だったが急斜面のうえ、春先の山道はぬかるみが多いと判断し、山頂とのピストンに。杉木立を縫い、ブナ林に樹相が変わると間もなく八合目。難ルートの鶯宿から登り下山中のグループはなんと、K.KUDO清貴さんがかつて所属した花巻労山の方たち。旧交を温める場面もあり、こんな出会いもあるのだと感心した。

花も山菜も縁遠いメンバーにも楽しみはあった。快晴の九合目あたりで展望が一気に開け、眼下に御所湖と繋(つなぎ)温泉街、その向こうに三角形の姫神山、さらに西に転じると岩手山が平野に根を張ったようにそびえる。帰路の東北道では一時、雨模様もあったが、黒石・浪岡付近の車窓からはヤマザクラに赤とピンクの桃、白いリンゴの花の競演が見事だ。都合で参加できなかった方たち、次はそれぞれの楽しみを是非見つけてください。そして、会山行に欠かせないマイクロバス運転のSATOさん、本年度も宜しくお願いします。