北・赤倉岳(定例)         2023年8月27日(日)          E.ICHINOHE撮影
















定例「北八甲田 赤倉岳」                            2023年8月31日 (提出者 H.SHIBUKAWA、M.NOSAKA)


山 名:赤倉岳(北八甲田)1548m

目 的:南北八甲田最大の標高差970mに挑む

山行日2023年8月27日(日)

ルート:みちのく深沢温泉赤倉岳

コースタイム:横内P630→深沢温泉P710、7:30→赤倉岳1130(昼食)1200→深沢温泉P1530

               →横内P1610

参加者:(CL)S.OKAZAKI (SL)N.YOKOTA、H.MURAKAMI  他13名   (計16名)


山行記録

今年の夏は連日の真夏日に猛暑日と異常に暑い!

深沢温泉駐車場でリーダーより「今日も暑いのでこまめな水分摂取をしっかりして歩きましょう」と。「赤倉湧水」の冷たい水で喉を潤し「北八甲田赤倉岳登山口」スタート!

 ブナ林が続き、0.5㌔ごとの標柱も有難い。徐々に斜度を増し、木々の間より雛岳、高田大岳のテッペンだけが垣間見えるものの、ほぼ展望なしの樹林帯を進む。風も通らず、汗が滴り落ちる。ハアハア…キツイ。登山口より2時間余り、標高1180mあたりで私はついにギブアップ。急遽、記録係をM.NOSAKAさんにお願いしての離脱となった。(H.SHIBUKAWA

SHIBUKAWAさんとYOKOTA会長が下山する事となり、登山再開。樹林帯、変わらず無風状態で蒸し暑い。急坂もあり汗もかなりかき水分補給、休憩をしながら進む。再開間もなくOKAZAKI CLが腹痛を訴え、MURAKAMI SLと相談し、OKAZAKIさんは下山、MATSUSHITAさんをトップにその他メンバーで進む事となる。

樹林帯を抜け、赤倉岳の赤い地層が見えてきた。時折、ス~ッと風が吹き気持ち良いと感じる瞬間もあった。赤い地層と草木の緑の濃淡が美しく裾野の方まで見渡せ、感動。頂上まであと少し!と先輩達が声をかけてくれる。心強い!進んでいくが、あっという間に雲が広がってきた。雲行きも怪しく、遠くからゴロゴロと雷鳴。もう数百メートル進めば頂上というところでドーンと大きな雷。頂上を諦め撤退を決め、下山する事となる。雨もポツポツと降ってきた。30分程下山し、樹林帯で昼食休憩。何回か雷の音もしていた。

休憩を終え、出発の準備をしていると雨が強くなり雨具を装着し下山する。雨で地盤はぬかるみ、滑りやすいため転倒に注意しながら進む。途中、雨は止み無事に深沢温泉駐車場に到着。OKAZAKIさんもSHIBUKAWAさんも元気そうで良かった!(M.NOSAKA


私はゆっくりと休憩した後、水だけ持ってYOKOTA SLにサポートしてもらい、景色の良い稜線まで進むことに。歩き出すと、腹痛で下山してきたOKAZAKI CLとバッタリ! 前日、美味しい刺身とドでかいスイカをたらふく食べ、お腹ピーピーの様子()。ザックをデポした場所で待ってもらうことに。30分登ると急に展望が開け、赤い山腹が剥き出しになった赤倉岳の爆裂火口が現れた、凄っ! 登山口より3.5㌔標高1330m付近、素晴らしい。赤倉岳から連なるのは1435mピークか、雛岳、八幡岳も。先に進んだ皆も小さく見える。ここまで来られて良かったぁ~。

この後、雷鳴がとどろき雨にもたたられましたが一足先に無事下山。皆さま、本当にお世話になりました。ありがとうございました。(H.SHIBUKAWA