バリカン山(定例シニア)          2023年10月29日(日)            E.ICHINOHE撮影
















定例シニア「バリカン山」                                           202311月5日 (提出者 S.HACHINOHE)

山 名:バリカン山(396m)

目 的:里山の秋を満喫

山行日20231029日(日)

参加者CL Y.NARA、SL K,KUdo、 SL M.NORO          他18名         (計21名)

コースタイム:月見野森林公園駐車場8:00102鉄塔855→奥薬師跡分岐920→山頂1010(休憩)

        1055101鉄塔→102鉄塔1122→キャンプ場登山口1150→ログハウス1200(昼食会)

        1315解散

山行記録

 心配された天候は朝になって曇りの予報に変わり、まずは一安心。駐車場を出発したが予定のコース(林道1号線)はぬかるんでいるということでキャンプ場登山口の3号線から入山した。シラカバ林の中にはオオヤマザクラやヤマモミジなどの「結婚・誕生記念植樹」と書かれた標柱が数本建てられていた。

 101鉄塔にたどり着くと眼下に市街地が見えてきた。間もなくバリカン山の全貌が見通せる格好の場所に出た。バリカン山の満山を彩る錦秋の絶景ではないか。鮮やかな赤、黄、緑の見事なコントラスト。正に今が紅葉の真っ盛りである。

 そこからいよいよ急登が続くがそれほど長くはない。やがて予定より早く頂上にたどり着くことができた。曇ってはいたが、眺望は十分だ。戸山団地や市街地、さらに遠くには陸奥湾などがきれいに見通せた。ゆっくり眺望を楽しんだ後、下山。その途中、101鉄塔で休憩をとったが弱い小雨がポツリと落ちてきた。レインウエアの上衣を着込むことにして急いで下山することに。しかし、雨はそれほど強くならず、途中では脱いだりする一幕も。結局、登山口には予定より早い1150分には着くことができた。

 キャンプ場のログハウスには鍋料理目当ての参加者が待っており、すぐに煮込みに取り掛かる。材料は前処理済み。またたく間に具だくさんの芋煮鍋が出来上がり。昼食会が始まった。その美味しさにみんな舌鼓を打つ。「大王くじ」「あん玉くじ」にカボチャ、漬物などの差し入れもあり、大いに盛り上がった。

 予想に反して雨がそれほど降らず、紅葉の真っただ中にあったこと、登りやすい里山であり美味しい芋煮鍋にありつけたことなど、筆者初めてのバリカン山トライは大変楽しく、秋を満喫できた山行になった。 

(追記)「バリカン山」の名称は、青森労山の会員が命名したことや、登山道も会員が切り開いて整備したことを知り、その労苦に感服を受けたとともに感謝の気持ちでいっぱいになった。