雪崩講習会(県連) 2024年2月4日(日) M.MATSUSHITA撮影
<報告書> 県連冬季遭難対策訓練
2024年2月20日提出(提出者 T.Mitui)
日 時 : 2024年2月4日(日) 9:00~11:45
場 所 : モヤヒルズ 第6駐車場付近
講 師 : Y.Seino(弘前労山)
参加者 : 青森労山(10名).弘前労山(5名),八戸労山(3名),青森ファミリーハイキングクラブ(3名) 計21名
内 容 :「弱層テスト」と「雪崩ビーコンの使用方法」についての実技講
・スノーシャベルで積雪層の角柱(30センチ角×深さ70~100センチ程度)を切り出す。
・スノーシャベルを被せて叩いてみる。
・手首,肘,腕全体の力で順番に叩き,角柱の崩れによって危険度を判断する。
➁「雪崩ビーコン」
・練習前に電源のON/OFF,電波の送受信の切り替え方法を確認。
・発信中のビーコンを雪中に埋め,埋没位置を確認しプローブ(ゾンデ)で特定する訓練を行う。
※ ビーコン操作については細かな注意点がたくさんあり,機器の特性をしっかり把握し十分な練習を積んでおかないと現場では役に立たないと感じた。
また,様々な捜索状況が想定されることから,的確な判断ができるかどうかが生死の分かれ目になるのだろう。
講師から「救助活動の前に,まずは深呼吸」,「二次災害のリスクがある場合は,残念だけれども無理をすべきではない」というお話がありました。