春山合宿 訓練 2024年4月27-29日 H.YAMAUCHI、T.MITSUI撮影
目的:積雪期のテント泊技術&雪上歩行訓練
期間:4月27日(土)~29日(月・昭和の日)
<初日・27日>
酸ヶ湯駐車場=テント設営、宿泊(車中泊含む)
参加者:5名
<2日目・28日>
南八甲田・櫛ヶ峯山行 (提出者:K.SUGIHARA)
コース:睡蓮沼6:35→櫛ヶ峯山頂10:40(昼食)11:30→睡蓮沼14:30
参加者:CL N.YOKOTA、SL T.FUKUI、R.MUNAKATA、SL T.KUBO、計14名
山行記録
睡蓮沼の駐車スペースはCLが確保してくれていた。晴天ではあるが風が強く寒い。それぞれ身支度(スキー、スノーシュー、ワカン、アイゼン、つぼ足)し、CLよりコンパスを駒ヶ峯とニセ駒の間に合わせるよう指示あり、予定になかった駒ヶ峯にも行くとの事。10分ぐらい歩いて北八甲田が綺麗に見える頃には風もなくなり、何度も休憩、衣服調整、写真撮影をしながら進む。
駒ヶ峯が近づく頃、「駒には登らない」との事。駒ヶ峯を横目に通り過ぎる。残念! でも、これから行く櫛ヶ峯、明日向かう横岳が見え、テンションが上がります。
山頂手前の急登下で大休憩し、いよいよ山頂へ。かなりの急登ですが後ろを振り返ると北八甲田が綺麗過ぎる。雲一つない青空。素晴らしい景色に癒されます。
なかなか山頂に辿り着かない。何度も騙されながらようやく到着。集合写真を撮り、ゆっくり昼食。別のルートで下山し、睡蓮沼に無事到着。
酸ヶ湯駐車場のキャンプ地に着き、テント設営後、夕食の準備。メニューは七輪で焼いた魚、肉、海鮮、平林さん差し入れの漬物。昨夜の残りの馬肉鍋(私のために残しておいてくれたのかな?)。雪で作ったテーブルで美味しく頂きました。
6~7人用のテントに一人で泊まり、少し寂しかったです。反省点はテントの中の敷物はもっと厚目の方が良かった。外での服装はもっと暖かい物が良かった。長靴も必要でした。次回の教訓にしたい。
私は身体を冷やしてしまい、翌日の横岳に行けなかったことが悔やまれます。天気が良かっただけに残念です。テントの設営も片付けもお願いしてしまい、すみませんでした。
<3日目・29日> (提出者:T.MITSUI)
北八甲田・仙人岱ヒュッテ(1320m)へ
参加者:CL N.YOKOTA、他3名
ルート・時刻:07:01
睡蓮沼(co990m)・ワカン装着 → 07:47 石倉岳東側(co1100m)→ 08:35 硫黄岳東側(co1200m)→ 08:41硫黄岳北東側崖(co1260m)→ 08:53 仙人岱ヒュッテ(co1320m)09:27 → 10:10睡蓮沼 到着
※YAMAP記録: 3時間8分(休憩63分)、4.8㎞、登り/下り(335/329m)
山行記録
酸ヶ湯(co900m)…晴れ、気温 最低3.5℃ 最高14.5℃、平均風速1.6m。
酸ヶ湯駐車場三日目。ウグイスの鳴き声で目が覚めた。八甲田大岳からの朝日を浴びながら馬肉鍋の汁で煮込んだうどんを平らげ、横岳に登る準備をするも雪解けが予想以上に早く断念。睡蓮沼から仙人岱ヒュッテに向かうことにする。
スタートして20分。前方には、石倉岳・硫黄岳・八甲田大岳・小岳・高田大岳と北八甲田。振り向くと櫛ヶ峯・駒ヶ岳・乗鞍岳・赤倉岳の南八甲田が青空の中に。
硫黄岳に向かう春スキーの人たちが多い中、歩きは我々のみ。昨日の櫛ヶ峯もそうだが,県内外からのスキー客の多さに「さすが八甲田だ」と再認識。荒れた雪原に足をとられながらも、ヒュッテに到着。
あちらこちらからウグイスの鳴き声。こんなにたくさんの発声練習を聞くのは初めてだし、さらにヒュッテの南側がこんな急斜面とは知らなかった。
帰りは、工藤さんのハイペースでワタワタと…。天気に恵まれ最高の気分でした。