十和田山 定例 2024年7月21日 E.ITHINOHE、T.SIBUKAWA撮影
定例[十和田山]
2024年7月28日(提出者:M.NOSAKA)
日時:7月21日(日)曇り時々晴れ
山名:十和田山(1053.9m、十和田市)
目的:深緑樹林帯の散策
参加者:T.FUKUI(CL)、K.KUDOU(SL)、T.KIMURA 計17名
コース:宇樽部登山口8:30→旧展望台9:25→十和田山11:35(昼食)12:10→旧展望台→宇樽部登山口14:30⇒休屋⇒合浦公園駐車場
山行記録
合浦公園に集合し、ガイド本から消えた「幻の山」十和田山へ。連日の雨マークで、中止もやむなしと思っていたが、今日の十和田は晴れ。最高気温33度予報。宇樽部駐車場でトイレ休憩し、登山口近くの駐車スペースまで移動する。6月末に八甲田山でクマ被害があったことで、SL含め3人がクマ避けスプレーを持っており、隊列に間隔を空けて入ってもらう。クマ避け鈴を持っている人は付けるなどCLより注意があり、確認しながら準備して登山口へ向かう。
登山道入り口近くで、草刈りをしている地元男性より「登山道は笹薮で大変だよ」と聞く。CLがクマよけ鈴をピーッと吹きながら進む。少し蒸し暑いが少し進んだ樹林帯では深緑が美しく、見上げると木漏れ日が差し込む。進んでいくと笹薮になり、腰高ぐらいは良い方で、背丈以上のところもあり、笹をかき分け、泳ぐように進む。
旧展望台に着くと、十和田湖・島も見える。時々湖からの風もスーッと吹き込み、気持ち良い。笹薮では5分おきくらいに笛を鳴らす。これだけの隊列であれば逃げてくれるよな・・・と思いながらも緊張感もあった。倒木も多く、太い木もあった。木の根など、前日の雨で滑りやすく皆で声をかけ合いながら進む。背丈以上の笹薮では、隊列から少し離れただけで人は見えなくなるし、迷いそうになる。山頂手前では地面の土がえぐれ、トンネルのようになった道を10分ほど進む(ここも泥道で滑りやすかった)。
11時40分ごろ山頂到着。少し霞んでいたが、十和田湖が綺麗に見え、感動する。記念写真を撮り、お昼休憩をする。
下山は、笹の流れに逆らわず進めることで少しは楽だったが、ますます滑りやすく注意する。山の中はそれほど暑くなかったが、無事下山し登山口に着いたあたりで本来の暑さを実感する。CLが「下見の時笹薮がすごいと思ったが、皆に言えなかった」とポツリ。リクエストが多かったので、トイレ休憩も兼ねて子ノ口の売店でソフトクリームを食べることになる。名物おじさん(らしい)も面白く、ソフトクリームも美味しく、疲れも暑さも吹っ飛び癒されました。その後、奥入瀬渓流を眺めながら帰路に着いたが、その頃から雨がポツポツ降ってきた。山行中でなくてよかったなーと思う。
合浦公園に無事到着。今回は本当に大変だったが、山行でなければ経験できない登山だったし、整備された登山道のありがたさも実感した。下見・準備してくれたCLはじめ、SL、皆さま、本当にお疲れ様でした。