梵珠山~馬の神山 訓練 2024年9月1日(日) M.MASTUSHITA撮影
訓練[梵珠山~馬の神山]
2024年9月2日(提出者:S.HAMADA)
日 時:9月1日(日)晴れ
山 名:梵珠山(468m)~馬の神山(549m)
目 的:夏場の体力訓練
参加者:K.KUDOU(CL)、S.NARITA(SL)、他8名、計10名
コース:梵珠山駐車場8:00→(マンガンの道)→梵珠山頂9:20→松倉分岐9:30→(馬の神山へ)→403m地点(447mピーク西側)9:50~10:15→梵珠山頂10:50→寺屋敷広場(昼食休憩)11:00~11:20→越口(マンガンの道)→登山口12:00
山行記録
動きが遅い台風や低気圧の影響で心配された天候がカラッと上がり、マンガンの道より登る。登り口近くからトチの実が落ちており、秋が感じられる。
暑さが厳しくなり8時半ごろ水分補給。昨日の雨のため湿気が多く汗が噴き出す。東屋で休憩をとる。梵珠山頂は日当たりが良すぎて素通りし、一路、馬の神を目指す。松倉神社との分岐から馬の神へ向かうが、ミズが群生し、左手にブナの大木がある辺りに差し掛かる。SLほか二人が登る先に足元からオオスズメバチと思われるハチが舞い上がってきた。そのまま突っ切ろうと進む。間もなく「刺された!」「痛い!」の声。みんなの逃げ道を探して駆け付ける一人にもスズメバチが襲ってきた。
私は「またか!」とまわりを見回すと、前回(8月10日、マイマイ倶楽部)ハチに追われ刺される人が出たときと似たような景色の林、ミズ、大木だ。刺された人の袖をまくり、腕など刺された箇所を圧迫して毒を絞り出す。ポイズンリムーバーも使う。軟膏も塗る。木の根元から飛び出してきたハチだ。
夏から秋にかけてハチの巣が大きくなる。ハチは自ら攻撃することは無いそうだが、こちらが気付かず巣を踏んだことで“敵”と認識して攻撃してくる。登山の時期を選ぶこと、ハチの嫌うハッカ油や木酢液を持って登山しなければ、と思う。また飛翔範囲が広いので踏んだ時はすぐ逃げる。手足をバタバタ動かさず、ハチを刺激しないことも大切と思った。
これ以上の前進は無理と判断して引き返す。梵珠山頂で集合写真を撮っただけで東屋に下り、昼食後、マンガンの道を戻り正午、駐車場に着いた。
今までハチはあまり気にしていなかったが、地球環境の変化なのか、危険度は増すと認識し、対策、準備して山に臨まなければと考えさせられる登山だった。