八甲田大岳(訓練) 2024年11月10日 K.SUGIHARA撮影
訓練[八甲田大岳]
2024年11月15日(提出者:N.IKOU)
日 時:11月10日(日)晴れ
山 名:八甲田大岳(1,585m)
目 的:アイゼン技術習得
参加者:N.YOKOTA(CL)、K.ASADA、J.HIRABAYASHI、K.YAMAGAMI(SL)、他11名、合計11名
コースタイム・山行記録
8:10 酸ヶ湯登山口出発
積雪は15cmくらいで湿雪、登山道は雪解けでグチャグチャしていた。服装は冬仕様、アイゼン装備など荷物も多く、歩くとすぐに暑くなる。一度目の衣服調整で、フリースも脱いでインナー+Tシャツに。
気温16.5℃とも聞こえてきた。もはや冬の気温ではない。
9:30 地獄湯ノ沢
積雪は10~20cm。懸念していた地獄湯ノ沢に入る手前のトラバースは、普通にトレースができていてツボ足でも大丈夫。さらに湯ノ沢入口に掛かる木の橋は、今期微妙に斜めに傾いていて積雪や凍結で不安な声もあったが、濡れている程度で問題なく皆渡った。この日の天気予報は晴れのテンクラAも、空を見ると雲がでており、大岳山頂も全く見えない状況。誰かが、きっとこの後に晴れると言っていた。
10:05 仙人岱避難小屋
CLが様子を見たいとのことで、休憩がてら仙人岱小屋へ。真新しいストーブが2台。自分にとってこれは本当に有難く、冬の八甲田に来るときはここで暖をとってオヤツを食べるのが楽しみのひとつになっている。この日も皆、持ち込んだオヤツを互いに配っていた。
10:25 大岳に向けて出発
桜沼のところで、CLからスパイク装着の指示。今回山行の目的ということで、10本スパイクとチェーンスパイクの2種類を持ってきたが、チェーンスパイクを装着した。もしだめなら、無理せずに10本スパイクに替えるつもり。
11:35 大岳山頂
山頂は風もなく青空。樹氷は落ちかけていたが、エビの形は辛うじて残っていた。八甲田ブルーと雪のコントラストで最高の景色が待っていた。CLがここで大休憩というので、昼ごはん。まさかこの時期に山頂でランチできるとは思わなかった。
12:00 下山開始
上りは不得意だが、下山はそうでもない私。スパイクを効かせて軽快に降りる。適度な雪のクッションは心地いい。あっという間に仙人岱に到着。体調不良で登頂断念したSL1名が雪だるまを作って待っていた。
14:30 酸ヶ湯に無事下山
雪景色の八甲田を初めて体験したメンバーもチラホラ。八甲田ブルーと雪景色を満喫できて、皆の笑顔が印象的。私が入会以降、この時期の八甲田では最高の天気に恵まれた。