訓練・小岳

2011年 417日  CL M.KIKUTIほか14名  記録 E.FUKUI

コースタイム
7
25横内P→820酸ヶ湯P→9501010仙人岱→10551100小岳山頂→11231200仙人岱避難小屋。昼食→1203硫黄岳鞍部→1225地獄湯沢への下り口→1300酸ヶ湯P→1350横内P

山行記録
横内Pを予定より早く出発。萱野茶屋でトイレタイムを取り一路酸ヶ湯Pへ。820に身支度を整えてR103を横切って登山口へ。スキー隊2人(Hさん。Kさん)。つぼ足。カンジキ組13人先ずは地獄湯沢を目指して出発。雪は硬く締まっていて順調に進む。樹林帯の木々は霧氷をまとい、白い花が咲いたように美しい青い空に映える。8508551本目の小休止。衣服調整。920地獄湯沢へと下り始める。しばらくして北側斜面上部の雪屁に割れ目が入っていて、S.Nさんから注意を促される。背後からの強風に押されるように前へ前へと進む。9501000地獄湯沢を登りつめると、視界が開けて左側真横に大岳の雄姿がどっしりと鎮座していた。ここでCL、SLが相談の上、大岳から小岳へと変更する旨告げられる。雲の流れが速く相変わらず強い風が吹いている。1015小岳への樹林帯の風の弱まった所で、つぼ足帯はカンジキを装着し小岳山頂へと進む。ハイマツ帯では、足元が非常に不安定で、ピッケルは用をなさず強風にあおられて、バランスを失い何度も転びそうになるが、ゆっくりゆっくりと直進し10551100山頂着。なおも台風並みの強風に腰を低くしたり、標柱に掴まったりして記念写真もそこそこに下山開始。正面からの向かい風に耐えながら必死に夏道の登山道を歩く。ハイマツの上よりはまだバランスが取りやすい。樹林帯を出ると正面に岩木山がくっきりと目に飛び込んで来る。さすが津軽富士だけあってその姿は美しい。11231200仙人岱避難小屋に到着し、昼食となる。小屋の中は外国人のボーダーやツアーの団体等たくさん居て混雑していたがなんとか座って食事が出来た。ホッ!と一息。しかし床に腰を下したり、立ったままや外で済ませた仲間も何人かいた。小屋からはスキー隊の二人が先発し、ひと足遅れてつぼ足、カンジキ隊は硫黄岳鞍部へ下りスキーコースを竹のポールに導かれて快調に下って行く。お天気は晴れ渡り、気温も上がってきたようで雪が柔かくなってきた。1225地獄湯沢へと下る地点で衣服調節し、小さな登り下りを繰り返しながら1300酸ヶ湯Pへ到着。スキー隊のお二人が私達を待っていてくれました。1350横内Pに戻り、解散となりました。車を運転して下さった皆さんお疲れさでした。そして有難うございました。

反省と教訓
初めて台風のような強い風を経験しました。昨年の春山合宿の鳥海山も強風でしたが、それ以上ではないかと思いました。全員無事に下山出来て感謝です。しばらく登っていなかった私は、非常に疲れました。