定例山行報告            2012年 5月29日 提出 (提出者 S.SATOU)

 

山  名 乗鞍岳             地域:南八甲田     ルート:睡蓮沼〜乗鞍岳

 

山行期間:2012年 5月13()

参加者名:CL K.KUDOU  他18名  (7名、女12名、計19)

コースタイム  横内駐車場・集合7:00(酸ヶ湯トイレタイム7:30)→睡蓮沼出発8:00→ニセ駒ケ岳9:55

        →乗鞍岳11:30→昼食→下山開始12:10→ニセ駒ケ岳13:25→睡蓮沼着13:45→酸ヶ湯(トイレタイム)14:00→横内駐車場・解散15:00

山行記録  昨日の雨も上がり、会員皆様の気持ちが通じて、登山日よりの天候です。集合場所の横内駐車場で参加者19名は5台の車に分乗し、乗鞍岳に向かう。途中酸ヶ湯でトイレタイムを取り、まだ道路の両側に約1.0mの積雪がある睡蓮沼に駐車し、“ワカン”を装着して登山が始まった。ただ1名のスキーヤーH.NAKAMURAは、スキーを履いたままで登山する。太陽の光を反射して、残雪がキラキラ輝きまぶしく感じられる。また登山開始して間もない頃、一部雪が解けて水芭蕉が咲こうとしている()のを発見。さらに進むと目の前には、霧氷(?)をつけた青森とどまつが春を感じさせる。そんな中ある木々の周りにウサギの大量のふん(トイレ?)を発見する。

 登山途中には、樹木の幹周りは雪が解けていると共に雪が柔らかくなっており度々足を取られる箇所があり、慣れない私には注意が必要であった。途中何回も休憩をとりながら樹木を迂回して進み、ニセ駒ケ岳には9時55分に到着した。振り返ると、高田大岳や大岳等が残雪を抱いている姿が目に飛び込んできた。このような春の雪山登山は初めてなので、「わーすげー!!」と思った。駒ケ岳を過ぎると今度は下りの歩行となったので、少しは足が軽く感じられた。頂上に程近い箇所になり、斜面が急になったこともあり、ワカンをはずし、つぼ足で靴のつま先で雪を蹴りながら、横滑りしないように注意されながら、ゆっくり・ゆっくり前進した。

 乗鞍岳の頂上には11時30分到着し、会員全員と山頂で一緒になった八戸労山も含めて全体写真を撮った。山頂の天候は快晴で十和田方面もきれいに見えた。山頂は一部笹と積雪に覆われており、山頂の昼食時には眼前に十和田三山(戸来岳・十和田山・十和利山)などが見え、さらに右側方向には予期していなかった十和田湖が見えた時には、感動を覚えました。

 12時10分に山頂から下山を開始した。H.NAKAMURAはスキーでいとも軽やかに、下っていくのを横目で追いながら、下山時の急斜面は靴の踵を真下に押し込んで、滑らないよう下山する。下山の途中で、男2名がスキーで登って行くのとすれ違う。ニセ駒ケ岳には13時20分頃通過し、酸ヶ湯の駐車場でトイレタイムを取り、横内駐車場には全員元気な顔で、15時到着して解散した。