訓練山行報告                                         2012年4月29日(提出者 F.TUKUDA)

山  名           高田大岳                             山域:北八甲田        ルート:谷地温泉往復

山行期間:2012年4月15日          (1日間)                              天気:快晴

参加者名:CL  Y.HANADA     他18名   ( 計19名 )

コースタイム   横内駐車場・集合 7:30 − 萱野茶屋着 7:46 − 谷地温泉着 8:20

 − 谷地温泉発 8:46 − 高田大岳着 12:00 −  高田大岳発 13:00 − 

 谷地温泉発 14:40 − 萱野茶屋着 15:10 − 横内駐車場・解散 15:30

山行記録     
参加者19名。5台の車に分乗し、まだ残雪いっぱいの北八甲田の高田大岳。その山頂をスキーとワカンで目指し、付近の山々の景観と自然を満喫した。朝から空は雲一つ無い快晴。かつ無風状態の絶好の登山日和だ。横内の駐車場に集合し出発。国道103号線はこの陽気に誘われてか行楽客らの車でにぎやかだ。雲谷過ぎて岩木山頂もくっきりと見える。車は迷路のような雪回廊を縫っていく。回廊は高いところでは4Mはあろうか、今冬の雪の多さを物語る。間もなく谷地温泉へ到着。今回はHANADA CLらスキー隊6名、KIKUTHI SLらワカン隊13名での編成。気温は暖かく陽射しがきついので各自軽装になりサングラスなど装着する。温泉の池のほとりからスタート。夏場なら山頂(1552M)まで2時間30分ほどだが計画表では1時間ほど余分に掛かりそうだ。私は今回が初めてのスキー山行。しかもゲレンデスキーなのでスキーを担いでスキーブーツを履きワカンで歩くというスタイル。自分のワカンではスキーブーツを履いてストラップが短いことが判明、N.NAKAMURAさんから借りることになった。自分の準備不足を痛感した次第。メンバーは緩斜面のブナの樹林帯をひたすら進む。1時間ほど進み少し急斜面になったところで木々の間から高田大岳山頂が見えた。そこから平坦で青森トドマツがまばらなところに出る。そのまま30分ほど進むと標高1000Mの地点、高田大岳の根元に到着する。ここから山頂まで標高差600M、距離1000Mの急な雪面をただひたすら登る。登りがきついので斜面に対し隊列の進路がジグザグになり休憩も多くなる。それでもスキー、ワカン隊とも午後12時ごろには山頂にたどり着く。記念撮影後、午後1時まで昼食休憩。晴天なので目前の南八甲田の山々や戸来岳、十和田山、遠くは岩手山などの景色をしっかり堪能する。帰りは、スキー隊は高田大岳の広い一枚盤の斜面を一気に滑り降り、途中休憩をはさみ平坦地にある974Mのピークを東に回り込みながら午後2時ごろ谷地温泉に到着。ワカン隊もほぼ往路と同じ経路で2時30分ごろには到着する。帰りは睡蓮沼や酸ヶ湯の観光客の人混みの中を順調に帰る。最後に個人的感想として久しぶりのスキーは思うように行かなかったものの高田の斜面は広く長く素晴らしい−と感じたこと、やっぱりそのためには山用のスキーと装備が欲しい−と痛切に感じました。